スワールタンク
エンジン内部のクーラントにエアーが混入すると、ヒートスポット発生して、水温が上昇しオーバーヒートになる場合があります。 夏期の昼間の暑い時間帯などにエアコンを使用し、街乗りや渋滞などノロノロ運転をしていると水温が100℃を超す場合があります。 特にラジエターを大容量アルミ製を装着している車両は水温がもっと上昇している場合があります。 水温は燃費やエンジン出力に最も影響がありますので、水温はなるべく80℃以下で走行したいものです。 (レースでは70℃以下の場合があります) オーバーヒート対策部品はいろいろありますが、スワールタンクはラジエターアッパーホースとエンジンの間に装着して、タンク内をスワール(渦巻き)にしてエアーとエアーとクーラントを分離し、オーバーヒートを防止するパーツです。 ヘッダータンクはスワールタンク、エンジンのシリンダーヘッド、ラジエターからのクーラント、エアーとエアーとクーラントを分離し、オーバーヒートを防止するパーツです。 ですから、スワールタンクとヘッダータンクは同時装着をおススメします。 装着する際は、エンジンメンテナンス、ウォーターポンプ、ローテンプサーモ、ラジエター(真鍮製)、電動ファン、電動ファンコントロール、水温計、導風板、ボンネット、バンパー開口部などの熱対策もして下さい。 |