HB4電球に12V51Wと12V55Wの表記があるがその違いは? 数字が異なっている測定電圧の違いによる差であり、もちろんどちらも間違いではない。電圧(V)、電流」(A)、電力(W)の関係は、電圧(V)×電流(A)=電力(W)で表される。同じ12Vバルブでも各規格によって試験測定電圧が異なるため、電力(W)表示に差がでることがある。55Wはアメリカ自動車技術協会(SAE)に基づく表示であり、試験電圧は12.8V。一方、欧州経済委員会(ECEジュネーブ協定規則)に基づく表示は51Wで試験電圧は12.0V。 HB3バルブにおいては65Wと60Wなどの表示に差があるのも同様に試験測定電圧の差によるもの。なお、国内においては表示をECE規格に沿ったものに統一しようということになっている。 H4とH4Uに違いは? H4Uハロゲンバルブは口金に汎用性を持たせたバルブで、H4バルブならびにD4白熱バルブが使われているクルマにも使用できるハロゲンバルブだ。基本的な性能はH4バルブと変わりない。 |
HIDとは?
HIDとはHigh Intensity Discharged lampの略でハロゲンよりも格段に明るいライトである。 通常自動車のヘッドライトに使用されるハロゲンランプはハロゲンガスを封入した密閉容器内で、フィラメント という金属製の芯材が発熱、 発光することで光るが、HIDにはフィラメントは無く、インバーター・イグナイターユニットという部品で車両の電力(12V) を高電圧(約2万V)にし、 バルブ内の電子と金属原子を衝突させ(アーク放電)発光させる。メーカーによって、ディスチャージヘッドランプ、キセノンヘッドランプなど呼び方はさまざまです。 バーナー(バルブ)はHID本体のランプです。使用する環境により異なりますが、一般的なバーナーは約2,000時間ほどの使用で寿命となります。 寿命を迎えると、内部のガスが劣化し十分な放電ができない状態に。劣化すると点灯した瞬間に色が赤色や紫色になって徐々に白色にかわる前兆が見られます。 メリット ・光が明るく(ハロゲンH1電球の約2倍の明るさを作り出す)、照射範囲が広い ・ハロゲン電球と比較して、色温度が高く太陽光線に似た自然光が得られる(色の識別も正確にできる) ・寿命が長い ・消費電力が少ない デメリット ・発光時にあまり熱をもたないので、レンズに雪などが付着しても溶けにくい(LEDはもっと熱を持たないので雪国の地域では要注意) ・寿命が長いかわりに、バルブの価格が高い HIDとはHigh Intensity Discharged lampの略で、簡単に言ってしまえば今までのハロゲンライトよりも格段に明るいライト。最近のクルマのヘッドライトの多くこのタイプを採用している。ハロゲンランプはハロゲンガスを封入した密閉容器内でフィラメントという金属製の芯材が発熱発光することで光るが、HIDにはフィラメントがなく、バラストおよびバナーでバッテリーの電圧を約2万Vまで昇圧し、バルブ内の電子と金属原子を衝突させ(アーク放電)発光させている。 HIDランプ(ディスチャージランプ)の一種類であり、自動車用としては現在のところメタルハライドランプ(高輝度放電ランプ)のこと。 ガラス(発光管)の中には、一般に不活性ガスとキセノンガスが大気圧の数倍の封入ガス圧になるように封入されている。点灯時、発光管内部は高温高圧になるので、発光管は耐熱性と耐圧性のある石英ガラスが使用されている。 水銀を必要とする理由は、蒸気の状態で緩衝ガスとして放電に最適な電圧を補うため。始動回路(イグナイター)で高電圧をHIDバルブに引火することにより、二つの電極間で水銀と不活性ガスであるキセノンガスが電離してアーク放電が発生する。 次にアーク放電の熱により水銀が蒸発してランプの電圧と電力が上昇。その後、発光管の温度が上昇することによって、金属ハロゲン化物が蒸発し気体の状態になる。そして蒸発した金属ハロゲン化物も電離してその金属に固有の光を放射する。 HIDバルブの発光管のサイズが小さい理由は、発光管の熱容量を小さくして発生した熱で発光管の温度を上げて水銀や金属ハロゲン化物を蒸発しやすくするため。このためHIDランプは点灯して1分もしないうちに所要の光量に達する。 水銀と不活性ガスであるキセノンガスのアーク放電による発光色は青白い色をしており、一方、金属ハロゲン化物のアーク放電による発光色は金属ハロゲンの種類によって、黄、橙、赤などの色を発光する。これらの色が重なり合い我々の目には白い光となって映る。 水銀は環境負荷物質なので、蛍光ランプと同様にこのHIDバルブも廃棄する時には注意が必要。しかし、最近では水銀を使用しない水銀フリーにHIDバルブが実用化されはじめている。 一般の放電ランプは電流を制御しないと電流が暴走して結果的には電球が壊れてしまう。そのためにイグナイターとは別に安定器(バラスト)が必要となる。通常はイグナイターとバラストが一体になっていることが多い。 一般的にバラストは直流を交流に変換して電球を点灯させる交流(単形波)点灯方式(インバーター方式)になっている。その理由は、バルブの電極の極性が固定されていないので、金属ハロゲン化物および水銀が一方の電極に片寄ることがないので、色むらが直流点灯方式に比べると発生しにくいから。 このイグナイターとバラストを介してバルブを点灯させるため、バラストへの供給電圧が上昇してもバルブにかかる電圧はほとんど変化しないため、明るくなったり、寿命が極端に短くなったりすくことはない。 |
D4SとD4Rの違いは?D2SとD2Rの違いは?
スフィアライトバルブと海外激安品バルブと純正品バルブを比較
![]() 青線の通り、左の海外激安品はガラス管の中央の光源部分が純正品の位置と違うことがわかります。これでは、ヘッドライトの反射鏡が正確な角度で光を前方に照らすことができません。また、ガラス管の形も違います。 スフィアライトバルブは、純正品と光源の位置が同じでデザインも一緒です。また、激安品は文字が何も印字されていませんがスフィアライトバルブは印字されていて、品質にも信用が持てます。 純正品はD4Rで、Rタイプは遮光塗料がガラス管に塗ってあり、私が購入したスフィアライトバルブはD4SとD4R、この2つのタイプを共通で使えるD4Cを購入したため、塗ってありません。 ![]() 赤丸で囲んだ部分の材質が海外激安品だけ明らかに違うことがわかります。 価格重視で安い材料を使っているのでしょうか? 純正バルブメーカー ・コイト ・フィリップス(唯一HIDキットが売られている) ・オスラム その他社外品 ・ワールドウィング ・PIAA ・ベロフ ・IPF ・スフィアライト ・fcl ・ユアーズ ・ヴァレンティ ・ギャラクス |
純正HIDに55Wのバルブ取り付けて明るくなる?
![]() 純正HID仕様車をどうしても明るくしたい場合は、自分の車の純正バラストと同じサイズの社外バラスと交換するか、55W用HIDキットを取り付け、純正バラストを使わないようにするしかありません。取り付ける際は少し加工が必要になると思います。 ・W数字が大きい=明るい ・35W=標準のW数 ・55W=35Wの明るさで満足できなかった人向け ・85W=有名メーカーも出しておらず、主に無名メーカー、信用性にかける ・100W=もはや取り付けても大丈夫なのかレベル ワット数は消費電力です。バルブ、バラスト両方に関係して数字が大きければ大きいほど明るいですが、その分消費電力は上がる為、燃費に関係してくる。 W数を選ぶ時は55Wまでがオススメです。それ以上になると無名メーカーしかなく大電力を使用する為、出火の原因になりかねません。 ただし55WとはハロゲンバルブのW数と変わらないので省エネでは無いです。 注意点 ワット数が違うバラストとバルブを取付けると暗い、もしくは早期故障になります。必ず同一W数の物を使用しましょう。 例、バラスト35W、バルブ55Wだと一瞬ヘッドライト点灯するがすぐに消えます。 |
HIDヘッドランプが消える
![]() 走行中、時々ヘッドランプが不灯になる症状には、左右のバルブを入れ替えるなどして原因を突き止めいていく。 通常のハロゲンヘッドライトは12Vの直流電流がハロゲンバルブに入りハロゲンのフィラメントを点灯させますフィラメント電球だと、電源電圧が低下しても、暗くなるだけで、電圧回復すれば元に戻ります。 HID等の放電灯の場合は電圧が規定電圧以下になると、放電がストップします(消灯します)。電圧が回復しても点灯しません。85Vではたとえ数ミリの空間でも放電しません、そのため点灯開始スイッチ入れて数秒間2万Vほどの高圧パルスをかけて間隙に火花放電を飛ばします、それにつられる格好で通常放電が始まり点灯します。だから再度切りにして点灯の必要があります。消灯の原因、バラストからバナーへの配線の内部心線の断線(被覆で支えられ接触通電はしている)、バラストへの供給電源の容量不足(バッテリー劣化、配線不適切等)。 ブレーキを踏むと消える。 ブレーキランプは最近は4灯火のものもあります、35W×4=140W、ヘッドライトにほぼ匹敵しますね。 配線に問題なければ、バッテリー容量不足の疑い、放電灯は一瞬の電圧低下でもいったん消灯すると、そのままでは再点灯しません。 HIDは12Vの直流電流がバラストに入り、バラストで12Vの直流電流を交流電流に変換(バラストの精度によりノイズが発性)バーナーをスパークさせてヘッドライトが点灯いたします。バーナー点灯直後、約交流20000Vまで上がり光度が安定すると、約85Vの交流電圧で常時安定します。 オルタネーターは1500rpm以上で安定した発電をします。アイドリングに近い状態の発電は余裕の発電の30~50%ほどです。バッテリー本体の経年劣化でも電圧が低下する可能性もあります。(蓄電能力低下) |