TOYOTA HIACE VAN SUPER GL
型式:ADF-KDH201V E/G型式:1KD-FTV(4A/T)
初年度登録:平成20年6月 走行距離:69,167km
作業日:平成27年11月
走行中、突然エンスト。その後エンジンが始動しない。
診断機をつなげると「P1603:エンスト検出」。それだけ?
クランキングすると燃料がきてない感じ。燃料系のトラブルではないかと。
燃料はまだ1/4残っているので燃料はきている。まずは噴射ポンプを疑いますがこの走行距離で壊れるとは考えにくい。
噴射ポンプと思い込みで取り替えて「なおりません」では許されません。
メーカー保証は切れているので慎重に作業をしないと。
まずはフューエルフィルターをチェック。バラシてみると真っ黒・・・。
フィルターが詰まっている?と思い、噴射ポンプに直接燃料を入れてみるとエンジン始動。原因はフューエルフィルタの詰まりだった。
それと燃料フィルターがあれだけ詰まっているってコトは燃料タンクを取り外して洗浄しないといけないかなと思っているうちに部品が入荷。
フューエルフィルターを取り替えてセルを回したがエンジン始動せず。振り出しに戻ってしまいました。
やはり燃料タンク内はドロドロになっているのでは・・・恐る恐る燃料タンク内を点検。
すると燃料が空っぽ・・・ガス欠・・・。燃料計ではまだ1/4残っていたのでは?
センダユニットの抵抗を測定すると基準値よりずれていました。センダユニットを取り替えると燃料は「E」に。本当の原因はセンダユニット不良によるガス欠。ちなみに燃料タンク内は錆びもなくキレイでしたので洗浄は行いませんでした。
この車両は過去に荷台のフローリングとベットを製作しました。
フローリングを製作する際にこのような修理を想定し、サービスホールを付けておいたので燃料タンクを下さず作業することができました。
ご請求金額:¥48,320(税別)
価格 (税別) |
工賃 (税別) | |
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エンジン診断料 | ¥18,000 | |
フューエルフィルター | ¥2,500 | ¥8,000 |
フューエルセンダゲージASSY | ¥3,520 | ¥8,000 |
フューエルメイン&リターンチューブ | ¥3,970 | |
GSK・フューエルサクションチューブ | ¥260 | |
フィルター・サクションチューブ | ¥570 | |
燃料代(軽油・20ℓ) | ¥3,500 |
※上記は2015年の価格です。