型式の異なるT/Mに変更した場合(A/T⇔M/T、A/T⇔CVT、4M/T⇔6M/Tなど)改造自動車の届出が必要。
届出先は自働車検査独立行政法人の検査部または使用の本拠の位置を管轄する事務所。
事前審査のため用意しなければならない書類は、「改造自動車届出書」、「改造概要等説明書」、「改造部分詳細図」が必要。
この改造申請に関しては「強度検討書」といった比較的面倒な書類が不要。
実際には同じ車種の中にあるA/T仕様(もしくはM/T仕様)のパーツをそっくり流用することが前提なので、「改造部分詳細図」は、新車解説書に掲載されている図版を種類にコピーしてとりつけるなどで原則的に問題ない。
TOYOTA SOAREA 3.0GT
型式:E-JZZ31改 E/G型式:2JZ-GTE 初年度登録:平成9年9月 走行距離:109,142km
作業日:平成29年7月
トランスミッション:4A/T→6M/T(V160)へ変更(改造自動車の届出)
ファイナルギヤ比変更:4.083→3.266
LSD:無し(オープンD/F)
リングギヤサイズ:8インチ(203.2mm)※CUSCO_機械式LSDには8"のみ設定あり
プロペラシャフト:JZA80_V160用加工
ドライブシャフト&ハブ:JZZ30(1JZ-GTE・AT用)
クラッチ:OS技研・ツインプレート、プルプッシュ変換KIT
シフトブーツ:製作
フロアパネル:加工・製作今回はエンジンを2JZ-GE→2JZ-GTEに同時変更
T/M型式 |
V160 |
V161
(参考) |
型式 |
JZA80 |
JZA80 |
年式 |
~1997.8 |
1997.8~ |
E/G型式 |
2JZ-GTE |
2JZ-GTE
(VVT-i) |
1st. |
3.827 |
3.724 |
2nd. |
2.360 |
2.246 |
3rd. |
1.685 |
1.541 |
4th. |
1.312 |
1.205 |
5th. |
1.000 |
← |
6th. |
0.793 |
0.818 |
Rev. |
3.280 |
3.192 |
FINAL |
3.266 |
3.266 |
リングサイズ |
8.7”*1 |
8”*1 |
シフトレバー比 |
5.514 |
6.086*2 |
V161:1996.4~SZ-R(2JZ-GE)に採用。ファイナルギヤ:3.769 *1:8"(1996.4~)トルセンLSDをウォームギヤ(6P)→ヘリカルギヤ(8P)に変更 *2:シフトレバーの配置を従来より20mm上方へ配置
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SUBARU SAMBAR DiasⅡ
型式:V-KV3 E/G型式:EN07Y(MSC) 初年度登録:平成8年 走行距離:92,932km
作業日:平成30年1月
ECVT→5M/Tへ変更(改造自動車の届出)
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