チューニングメニュー_RB26DETT

STAGE.0


まずはきちんとした基本メンテナンスから。

 › エンジンオイル&オイルエレメント取替
 › タイミングベルト&テンショナー取替
 › 点火時期点検&調整
 › ウォーターポンプ取替
 › クーラント取替
 › サーモスタット取替
 › ラジエターホース、ヒーターホース、その他水回りホース類の取替
 › フューエルフィルター、フューエルホース取替
 › バッテリーとりかえ

 › コンサルト診断
 › エンジン内部の内視鏡チェック
 › レーシングプラグ取替
 › イグニッションコイル取替
 › パワートランジスター+配線コネクター取替(BNR32・BCNR33)
 › クランク角センサー+配線コネクター取替
 › コイルサブハーネス取替
 › エアーフィルター取替
 › エアフロメーター+配線コネクター取替
 › スロットルセンサー取替
 › Gセンサー取替(BNR32・BCNR33)

STAGE.1:~420PS


ノーマルでは少し物足りないと感じた方へ。
しかしエンジンパワーを上げると様々なリスクが増えます。
RB26のノーマルヘッドガスケットはノーマルターボでブースト1.2kg/㎠が限界と言われております。
STAGE.0で基本的なメンテナンスを行ったらまずは、ブーストアップ&バルブタイミングを変更(約400~420PS)でリスクを抑えた仕様のSTAGE.1へ。

 › バルブタイミング変更(ノーマルカム)
 › ブーストアップ(1.0kg/㎠)
 › 強化ターボアクチュエーター取替
 › ブーストコントローラー取付
 › ブーストメーター取付
 › 強化ブローオフバルブ取替 ※取り外し仕様もあり
 › スパークプラグ取替
 › スポーツマフラー取替
 › スポーツ触媒
 › エアークリーナー取替
 › ECUセッティング
 › フューエルポンプ電源のバッテリー直結
 › 強化クラッチ取替



 › シム調整(バルブクリアランス調整)
 › 強化オイルポンプ取替+バッフルプレート取付(オイルポンプ破損、横Gによるオイルの空吸い防止)
 › カムシャフトをIN:256°、EX:248°+バルブタイミング変更
 › nismo・大容量サージタンク変更(400~600PS)
 › 伸び重視にはR34ターボ(N1)+EXマニをBNR34(N1)用に変更(500~560PS)
 › nismo R1ターボキット(450PSが最適※~560PSまで対応)
 › メタル製EXマニGSK取替+純正EXマニ面出し+スタッドボルト取替
 › 大口径アウトレットに変更(1ランクアップしたターボを体感)
 › BNR32、BCNR33はBNR34用6M/Tに変更、BNR34はファイナルギヤをBNR32、BCNR33用に変更
 (ローファイナル化にして立ち上がり重視の仕様。エンジンパワーが450PSほどには最適)

など変更し、高回転の伸びやトルクアップする楽しみ方があります。
またカムをHKS_V-CAM SYSTEM(可変バルブタイミング機構)を装着。低回転~高回転までノーマルを軽く凌駕する性能を発揮。
3段階のSTAGEが用意されているので、エンジンをステップアップにも対応。



エンジン以外に
 › マウント(エンジン&ミッション、デフ、メンバーなど)
 › サスペンション(スプリング、ダンパー、アッパーマウント、アーム、スタビ、車高、アライメントなど)
 › ブレーキパット&ブレーキローター
 › タイヤ&ホイール
 › シート&ステアリング
 › トランスミッションギヤ比
 › トランスファーの強化
 › LSD
 › ドライブシャフト(強化グリス)
 › ボディ軽量化
 › ボディ剛性アップ
など、エンジンパワーや走りに合わせたバランスの取れたクルマに仕上げ、走りを楽しむのはいかがでしょう。

STAGE.2:~600PS


450PS以上のパワーアップには、

 › メタルヘッドガスケット(ノーマルヘッドガスケットの場合、1.2kg/㎠までが限度)
 › ピストン
 › カム
 › エアフロメーター(ノーマル:450PS、nismo:775ps)
 › インジェクター(ノーマル:444cc)
 › フューエルポンプ、ポンプハーネス直結
 › 大容量プレッシャーレギュレーター取替
 › ターボ
 › インタークーラ―
 › 大容量オイルポンプ・オイルクーラー取付
 › N1ウォーターポンプ、大容量ラジエター取替
 › EXマニ、フロントパイプ、マフラー、スポーツ触媒など
 › ECUセッティング

の変更が必要になります。「STAGE.1」はこれらを変更しない400~420PS仕様です。
エンジンのパワーアップするにはトルクを上げるか回転数を上げるかです。排気量アップは回転数を上げるより容易です。
BCNR33・400R(限定車)は排気量がアップされてパワーアップしてます。
しかしRB26DETTエンジンは1mmしかボア径を広げられないのでストロークを伸ばして排気量をアップするしかありません。
するとコンロッドが短くなり摩擦係数が増えてしまいます。ブロックハイトを増してコンロッドを短くしない方法が理想ですが、現実的には不可能。
せめてピストンハイト減らしコンロッドを短くしない方法しかありません。
しかしストロークアップしたので最高回転数はノーマルより劣りますので、レブを上げるのはおススメしません。
ダイレクトプッシュなのでバルブリフト量、バルブスプリングレートなど間違えたヘッドチューンに注意。

 ›nismo R1・S1

エンジン緒元表_RB26DETT

  最高出力 ボア×ストローク
(総排気量)
コンプレッション
ハイト
コンロッド
中心間距離
連棹比 ピストンスピード
RB26DETT
STD
280ps/6800rpm φ86×73.7mm
直列6気筒
(2567cc)
30mm 121.5mm 3.297 6800rpm:16.71m/s
8000rpm:19.65m/s
10176rpm:25m/s
BCNR33
400R
400ps/6800rpm φ87×77.7mm
直列6気筒
(2771cc)
30mm 119.5mm 3.076 6800rpm:17.61m/s
8000rpm:20.72m/s
9653rpm:25m/s
Z-tune
Z2
500ps/非公開rpm φ87×77.7mm
直列6気筒
(2771cc)
28mm 121.5mm 3.127 6800rpm:17.61m/s
8000rpm:20.72m/s
9653rpm:25m/s
 › エンジン緒元表(連棹比)